会長等コメント

2024.03.21

「働き方改革及び工事円滑化に向けた取り組み」について

一般社団法人 日本建設業連合会
    土木本部長 押味 至一

 「働き方改革及び工事円滑化に向けた取り組み」は、来月からの時間外労働の上限規制の適用を見据え、NEXCO3社のご理解とご協力のもとに実施した69現場へのヒアリングや7回に及ぶ実務者会議を経て、9か月間という短期間で精力的にとりまとめられたものです。現場等における働き方改革を後押しする数々の施策が盛り込まれており、ご尽力をいただいた関係各位に深く感謝の意を表します。

 今後、各施策が受発注者一人一人に徹底されるとともに、次年度以降も、導入開始した施策の適切なフォローアップを実施し、検討を継続している施策においては導入に向け議論を深めることで、高速道路工事における働き方改革がさらに大きく進展すると考えております。
 
 上限規制の遵守に向けて、このような迅速かつ画期的な取組みが他の発注機関にも波及し、建設業界全体の働き方改革が着実に進展することを期待しております。