コンセッション事業に関して、現在、最も具体的な検討が進んでいる空港を主たる対象に、コンセッション事業が官民の連携により安定的な事業として成立し、さらに、建設業を含めた民間企業のコンセッション事業への参入を促進すべく、次の3つの観点から、事業の各段階において、重要と思われる事項について提言としてとりまとめた。
① 運営権者の収益機会の確保
② 幅広い民間資金の流入の促進
③ 官民の適切なリスク分担に基づく事業リスクの明確化
これらの提言内容を具体的な案件に反映することにより、コンセッション事業の本旨である民間の技術、資金、経営ノウハウ等の活用が促進され、官民双方にとりメリットのある事業が実現するものと期待している。
なお、本提言の内容は、空港全般、さらには空港以外の公共施設等を対象とするコンセッション事業に対しても有効であり、適用しうるものであると考えている。
出版物No. | 0110 |
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発行年月 | 2014年03月 |
委員会名 | 総合企画委員会 PFI部会 |
頁数 | 10 ページ |
担当部署 | 総合調整グループ 03-3553-0703 |
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