産業別就業者数
2023年における建設業就業者数は483万人、産業全体に占める割合は7.2%である。
2024年5月更新
建設業の現状
2023年における建設業就業者数は483万人、産業全体に占める割合は7.2%である。
2024年5月更新
(注) | 2013年以降は、いわゆる「派遣社員」を含む |
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(注) | 建設技能者:総務省労働力調査 表番号Ⅱ―5_産業,職業別就業者数のうち、建設業 職業番号24_生産工程従事者、32_輸送・機械運転従事者、33_建設・掘削従事者、37_その他の運搬・清掃・包装等従事者の合計 |
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資料出所: | 総務省「労働力調査」(トップページ) 総務省「労働力調査」(詳細ページ) |
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建設業就業者数は、1997年(685万人)をピークとして減少が続いており、2023年はピーク時比70.5%の483万人。
そのうち、建設技能者はピーク時(1997年464万人)比66.2%の307万人である。
2024年5月更新
(注) | 管理職:産業、職業別就業者数の職業番号2 管理的職業従事者 技術職:職業番号3 専門的・技術的職業従事者 事務職:職業番号8 一般事務・会計事務・その他の事務従事者 営業職:職業番号12 商品販売・販売類似職業従事者・営業職業従事者 技能職:職業番号24 生産工程、32輸送機械運転、33建設採掘、37その他の運搬清掃包装等従事者 |
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資料出所: | 総務省「労働力調査」(トップページ) 総務省「労働力調査」(詳細ページ) |
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技術職は減少傾向が続いていたが、2013年を底に増加に転じ、最近は30万人台後半で推移している。その一方で技能職は長期的に減少を続けて2023年には307万人となった。
2024年5月更新
建設業就業者は、2023年には55歳以上が約36%、29歳以下が約12%となり、全産業と比べ高齢化が著しく高くなっている。建設業の生産体制を将来にわたって維持していくためには、若年者の入職促進と定着による世代交代が不可欠である。
2024年5月更新
2000年代前半までは離職者数が入職者数を大幅に上回っていたが、2012年以降2021年までは逆に入職者が多くなった。しかし、2022年以降は再び離職者数が入職者数を上回っている。
2024年10月更新
新規学卒者の建設業への入職者は減少が続いてきたが2009年の2.9万人を底に増加に転じ、2023年には4.0万人と2017年以降4万人台を維持している。
2024年5月更新
(注) |
2011年は、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県を含まない 技能職数:産業、職業別就業者数の職業番号24生産工程、32輸送機械運転、33建設採掘、37その他の運搬清掃包装等従事者の合計 |
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資料出所: | 総務省「労働力調査」(トップページ) 総務省「労働力調査」(詳細ページ1) 総務省「労働力調査」(詳細ページ2) |
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全産業の就業者中に占める女性の比率は非製造業を中心に上昇し、2023年には45.3%と2002年以降最高となった。建設業も他産業に比べて比率は低いものの、2023年には18.2%と過去最高値を記録した。
2024年5月更新
(注) | 管理職:産業、職業別就業者数の職業番号2 管理的職業従事者 技術職:職業番号3 専門的・技術的職業従事者 事務職:職業番号8 一般事務・会計事務・その他の事務従事者 営業職:職業番号12 商品販売・販売類似職業従事者・営業職業従事者 技能職:職業番号24 生産工程、32輸送機械運転、33建設採掘、37その他の運搬清掃包装等従事者 |
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(注) | 単位未満を四捨五入しているため、内訳計と合計は一致しない |
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資料出所: | 総務省「労働力調査」(トップページ) 総務省「労働力調査」(詳細ページ) |
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建設業の女性就業者数が2018年以降80万人台で推移し、2023年には88万人となった。大半が事務職であるが、技能職の増加が顕著である。
2024年5月更新
(注) | 1. 特定技能外国人は出入国在留管理庁の公表値、その他は「外国人雇用状況」の届出状況(厚生労働省) 2. 特定技能外国人は年度末時点(2022年、2003年は12月末時点の人数 3. 特定技能外国人の( )内数値は2号特定技能外国人(熟練した技能を要する業務に従事する外国人)数 |
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資料出所: | 国土交通省「建設分野における外国人材の受入れ」 |
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建設分野で活躍する外国人の数は約14.4万人で、全産業の約7.1%を占める。在留資格別では技能実習生が約8.8万人と最多である。
特定技能外国人は水際措置の緩和や制度の周知に伴い、2023年には2.4万人と前年から倍増している。
2024年10月更新
(注) | 【労働賃金の推移】 |
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1. 年間賃金総支給額=決まって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額 | |
2. 調査対象は、事業所規模10人以上の事業所に雇用される常用の男性労働者 | |
3. 労働者とは、生産労働者及び管理・事務・技術労働者 | |
4. 生産労働者のデータは2020年以降公表されていない。 |
(注) | 【公共工事設計労務単価の推移】 |
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1. 金額は加重平均値にて表示。平成31年までは平成25年度の標本数をもとにラスパイレス式で算出し、令和2年以降は令和2年度の標本数をもとにラスパイレス式で算出した。 | |
2. 平成18年度以前は、交通誘導警備員がA・Bに分かれていないため、交通誘導警備員A・Bを足した人数で加重平均した。 |
(注) | 年間賃金支給額は暦年値、公共工事設計労務単価は年度値 |
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資料出所: | 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」 国土交通省「公共工事設計労務単価」 |
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建設業の男性労働者の賃金は、建設投資の増加を背景に2014年以降上昇した。その後、2019年をピーク一旦は減少に転じたものの再び上昇、2023年には大きく増加した。
公共工事設計労務単価の2023年度の全国全職種平均値は、必要な法定福利費相当額や義務化分の有給休暇取得に要する費用のほか、時間外労働時間を短縮するために必要な費用を反映して12年連続の上昇となった。
2024年6月更新
わが国の労働時間は減少傾向にあるが、新型コロナによる緊急事態宣言などで急減した2020年を底に若干増加している。一方、建設業は時間外労働の上限規制への対応を迫られていることから着実に減少しているが、他産業と比較すると依然として労働時間が長く、2023年は調査産業計に比べて年間約250時間多い長時間労働となっている。
2024年5月更新
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建設業の年間出勤日数は、調査産業計に比べて30日、製造業に比べて14日多い。これは、建設現場において週休二日がまだ十分に定着していないことが原因と考えられる。
2024年5月更新
(注) | 1. 型枠工(土木・建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木・建築)の6職種の技能労働者の過不足率を示す |
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2. 過不足率=(確保したかったができなかった労働者数-確保したが過剰となった労働者数)÷(確保している労働者数+確保したかったができなかった労働者数)×100 | |
3. 2015年度から建設投資に建築補修(改装・改修)投資を計上している |
資料出所: | 国土交通省 「建設労働需給調査」、 「建設投資見通し」 |
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建設技能労働者の過不足率は2008年から2010年までマイナス(過剰)の状況が続くも、2011年以降建設投資の増加を背景にプラス(不足)に転じた。
2017年からは都心の再開発や東京オリンピック・パラリンピック関連施設の建設により大幅なプラスが続いた。2020、21年には新型コロナウイルスの影響等で僅かなプラスにとどまるも、2022年からはプラス1.6と3年前の水準に戻った。
2024年10月更新
(注) | 2011年の死亡者数には東日本大震災を直接の原因とする死亡者は含めていない。新型コロナウイルス感染症への罹患による労働災害は除く。 |
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資料出所: | 厚生労働省「労働災害発生状況」(1) 厚生労働省「労働災害発生状況」(2) |
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建設生産は屋外作業、高所作業等を伴うため、労働災害が他産業に比べ多い。安全管理について建設業界は従来から最重要課題の一つとして積極的に取り組んでおり、
近年は新たに労働安全衛生マネジメントシステムに基づく予防的・継続的活動を展開し、その成果をあげてきている。
2024年6月更新
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建設業界では、技能者一人ひとりの就業実績や資格を登録し、技術の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげる業界横断のインフラである建設キャリアアップシステムを2019年から運用している。
2024年9月時点の登録数は、技能者は約152.5万人、事業者は約18.2万社となっている。また、技能者の就業履歴蓄積数(タッチ数)は月間約506.3万タッチとなっている。
2024年10月更新