世界のCO2排出量
2021年の世界の温室効果ガス排出量は約336億トン。
国別の温室効果ガス排出量では、中国、アメリカ、インド、ロシアと続き日本は5番目に排出量の多い国となっている。
2024年6月更新
建設業の現状
日建連の取り組み: | 環境 |
---|
2021年の世界の温室効果ガス排出量は約336億トン。
国別の温室効果ガス排出量では、中国、アメリカ、インド、ロシアと続き日本は5番目に排出量の多い国となっている。
2024年6月更新
(注) | 1. J(ジュール)=エネルギーの大きさを示す単位。1EJ(エクサジュール)=1018J=0.0258×109原油換算kl。1MJ=0.0258×10-3原油換算kl |
---|---|
2. 「総合エネルギー統計」は、1990年度以降の数値について算出方法が変更されている | |
3. 産業部門は農林水産鉱建設業と製造業の合計。 | |
4. 1979年度以前のGDPは日本エネルギー経済研究所推計。 |
資料出所: | 資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」、内閣府「国民経済計算」、日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」を基に作成 資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」(詳細ページ1) 資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」(詳細ページ2) |
---|
我が国のエネルギー消費は原油価格の上昇などにより、2005年度をピークに減少傾向になっている。2011年度からは東日本大震災以降の節電意識の高まりなどによってさらに減少が進み、実質GDPの伸びと対照的な動きとなっている。
2024年6月更新
2022年度の我が国の温室効果ガスの総排出量は、11億3,500万トン(CO2換算)。
前年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に起因する経済停滞からの回復によりエネルギー消費量が増加したが、2022年度は再びマイナス2.5%(2,900万トン)と減少した。
2024年6月更新
資料出所: | 国土交通省「平成30年度建設副産物実態調査結果」 |
---|
2018年の建設廃棄物排出量は、2012年度比で約2.4%増加したが、再資源化・縮減量が増加したことで、最終処分量は減少した。
2022年9月更新
品目 | 指標 | 2018年度 目標値 |
2018年度 実績値 |
2024年度 達成基準値 |
|
---|---|---|---|---|---|
アスファルト・コンクリート塊 | 再資源化率 | 99%以上 | 99.5% | 99%以上 | |
コンクリート塊 | 再資源化率 | 99%以上 | 99.3% | 99%以上 | |
建設発生木材 | 再資源化・縮減率 | 95%以上 | 96.2% | 97%以上 | |
建設汚泥 | 再資源化・縮減率 | 90%以上 | 94.6% | 95%以上 | |
建設混合廃棄物 | 排出率 | 3.5%以下 | 3.1% | 3.0%以下 | |
建設廃棄物全体 | 再資源化・縮減率 | 96%以上 | 97.2% | 98%以上 | |
建設発生土 | 有効利用率 | 80%以上 | 79.8% | 80%以上 | |
(参考値) | |||||
建設混合廃棄物 | 再資源化・縮減率 | 60%以上 | 63.2% | - |
資料出所: | 建設リサイクル推進計画2020 |
---|
建設業は、国内全産業の約4割の資源を利用し、約2割の廃棄物を排出している。国は建設廃棄物資源の有効利用、建設廃棄物の3R(発生抑制(Reduce)、再利用(Reuse)、再生利用(Recycle))の取組みを充実させ、廃棄物などの循環資源が有効に利用・適正処分される「循環型社会」の構築を目指してきた。
一連の活動により建設廃棄物の再資源化率等は大幅に向上したことから、再資源化の実績値が95%を超える品目については再資源化率の維持を目指すこととしている。
2024年6月更新