建設業の現状

6. 環境問題への取り組み

日建連の取り組み: 環境

最終エネルギー消費と実質GDPの推移

我が国のエネルギー消費は原油価格の上昇などにより、2005年度をピークに減少傾向になっている。2011年度からは東日本大震災以降の節電意識の高まりなどによってさらに減少が進み、実質GDPの伸びと対照的な動きとなっている。

2024年6月更新

日本の温室効果ガス排出量の推移

2022年度の我が国の温室効果ガスの総排出量は、11億3,500万トン(CO2換算)。

前年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に起因する経済停滞からの回復によりエネルギー消費量が増加したが、2022年度は再びマイナス2.5%(2,900万トン)と減少した。

2024年6月更新

建設廃棄物の品目別再資源化率

建設業は、国内全産業の約4割の資源を利用し、約2割の廃棄物を排出している。国は建設廃棄物資源の有効利用、建設廃棄物の3R(発生抑制(Reduce)、再利用(Reuse)、再生利用(Recycle))の取組みを充実させ、廃棄物などの循環資源が有効に利用・適正処分される「循環型社会」の構築を目指してきた。

一連の活動により建設廃棄物の再資源化率等は大幅に向上したことから、再資源化の実績値が95%を超える品目については再資源化率の維持を目指すこととしている。

2024年6月更新