会長等コメント
2019.12.20
令和2年度政府予算について
一般社団法人 日本建設業連合会
会 長 山 内 隆 司
令和2年度政府予算(案)では、大幅に増額された前年度とほぼ同額の公共事業予算が計上された。わが国財政の厳しい状況を踏まえ、歳出全般にわたる聖域なき徹底した見直しが推進された中、予算の確保に尽力いただいた国土交通省をはじめとする政府及び与党の関係各位に感謝の意を表したい。
自然災害からの復旧・復興や防災・減災、国土強靭化を進めるとともに、東京オリンピック・パラリンピック大会後も経済の好循環を持続するためにも、先日編成された補正予算から来年度予算を組み合わせた切れ目のない取組みが力強く推進されることを期待する。
なお、建設業界は人手不足で、公共工事の予算執行に支障が出るのではないかという意見が見受けられるが、現在、工事の施工を担う人手は概ね確保できており、さらに生産性向上も進んでいるので、予算の円滑な執行に支障はないと考えている。
以上