会長等コメント

2020.02.14

公共工事設計労務単価の改定について

一般社団法人 日本建設業連合会
会 長   山 内 隆 司

 今般、国土交通省において、公共工事設計労務単価を8年連続で引き上げていただいたことに感謝の意を表したい。
 担い手の確保が建設業界最大の課題となっている中、新・担い手3法の成立に続く設計労務単価の引き上げは建設技能者の処遇改善に繋がるものであり、日建連としても一昨年9月に発表した「労務費見積り尊重宣言」に基づき、適切に労務賃金が支払われるための取組みを進め、公共工事の円滑な施工確保に協力してまいる所存である。
 さらに建設キャリアアップシステムの普及促進の加速をはじめ、週休二日の実現や長時間労働の是正、建設工事におけるICTの活用促進など、働き方改革と生産性向上の推進に向けた活動について、今後とも積極的に取り組んでまいりたい。