会長等コメント
2020.03.23
建設キャリアアップシステム(CCUS)普及・活用に向けた官民施策パッケージについて
一般社団法人 日本建設業連合会
会 長 山 内 隆 司
本日の国土交通大臣と建設業4団体との意見交換会で、赤羽国土交通大臣から、建設キャリアアップシステム(CCUS)普及・活用に向けた官民施策パッケージが示されました。この中で、令和5年度からの「あらゆる工事におけるCCUS完全実施」を目指し、その具体的な道筋が示されたことは誠に画期的であり、取りまとめに当たられた赤羽大臣をはじめ、国土交通省の皆様に深く敬意を表します。
特に、日建連がかねてよりお願いしていた公共工事における義務化について、来年度から直轄義務化モデル工事を開始し、次年度以降段階的に拡大し、令和5年度からの公共工事等での活用原則化を明示いただいたことは大変ありがたく思います。
また、本日は、赤羽大臣から、私ども業界団体に対して「国としても不退転の決意で取り組んでいくので、業界も一体となって取り組んでほしい」との要請がございました。
CCUSは、技能者の処遇改善、働き方改革を進め、建設業の担い手確保を図る上で不可欠な業界横断の制度インフラであることから、日建連は精力的に取り組んでまいりましたが、本日の大臣要請を重く受け止め、施策パッケージを踏まえた日建連としての具体的な取組み方針を早急に取りまとめ、会員一丸となってCCUS普及の取組みを最大限強化してまいります。
以上