会長等コメント
2021.02.22
公共工事設計労務単価の改定について
一般社団法人 日本建設業連合会
会 長 山 内 隆 司
今般、国土交通省において、新たな特別措置の実施を含んだ公共工事設計労務単価の引き上げを9年連続で行っていただいたことに感謝の意を表します。
公共工事設計労務単価の引き上げは、建設技能者の処遇改善に不可欠なものであり、日建連としても、「労務費見積り尊重宣言」に基づき、適切な労務賃金の支払いを進め、公共工事の円滑な施工に万全を期すとともに、防災・減災、国土強靱化の着実な推進にも貢献していく所存です。
併せて、建設業界を挙げた喫緊の課題である担い手の確保・育成を持続的に促進していく必要性を踏まえ、長期の視点に立ち、公共工事設計労務単価の引き上げを継続していただきますようお願いいたします。
日建連では、建設キャリアアップシステムの普及促進、週休二日の実現、長時間労働の是正、新技術・新工法やICTの活用促進など、引き続き、担い手の確保と生産性向上に資する取組みを強力に推進してまいります。
以上