「水力発電土木施設のリニューアル技術(平成20年3月)」に対して寄せられた意見をもとに、電力土木構造物での維持管理のための健全性評価とその技術対策のため、調査研究成果をとりまとめ平成23年3月に発行しました。

その後の関連技術や施工事例を追加し、平成27年9月、増補改訂版として刊行しました。

水力のみならず、火力・原子力発電ならびに送変電土木施設等電力土木施設に適用実績のある、または適用可能な、健全性調査・診断技術と補修・補強技術についての事例を収集し、その技術情報を体系的に取りまとめております。

主な内容

第１章　電力土木構造物の特徴…電力施設の維持更新の実態、施設/構造物の劣化事象等

第２章　調査・診断技術…調査･診断の現状と問題点、調査･診断技術の紹介等

第３章　維持・補強技術…補修･補強の実態、施工計画事例、積算事例等

第４章　今後の展望…電力土木の保全対策、将来の技術の方向性等