環境委員会温暖化対策部会では、施工段階におけるCO2削減方策として、軽油代替燃料の利用拡大に向けて「ガイドライン」を発行してきました。昨年7月に「カーボンニュートラル実現に向けた推進方策~2050年に向けたロードマップ~」を公表し、より一層の利用が求められることになりました。これに対応するために、現時点で使用実績があり、調達可能な3種類の軽油代替燃料、B5軽油、GTL燃料、B100燃料(バイオディーゼル燃料)について解説した「建設業における軽油代替燃料利用ガイドライン」として、最新情報による内容の整理・更新を行い、ガイドラインを改称・改訂しました。
利用にあたっての課題・関連情報を整理し、提供することで会員企業による軽油代替燃料の健全な利用が促進されることを期待しています。
今回のガイドラインの主な改訂は以下のとおりです。(2024年8月 Rev.4.1)
・表4-1「B100燃料(バイオディーゼル燃料)の品質基準」の協議会規格、JIS規格が改正にあわせて表を修正 修正項目は、動粘度(40℃)、引火点(PMCC)、酸化安定度(110℃)、モノグリセリド、リン、追加項目は、残留炭素(100%残油)
・7.資料 の参考資料を修正
・表7-2「主なB100燃料およびB5軽油製造会社・販売会社」を更新
・表7-3「GTL燃料供給会社」を更新
・表7-5「軽油代替燃料に関するレンタル会社の対応窓口」を更新
・コラムに問合せ先を追記
出版物No. | 0305 |
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発行年月 | 2024年08月 |
委員会名 | 環境委員会 |
頁数 | 49 ページ |
担当部署 | 建築・安全環境グループ 03-3551-8812 |
ファイルダウンロード | 建設業における軽油代替燃料利用ガイドライン |