鉄筋コンクリート造建築物のかぶり厚さを確保するための、施工時における対策や施工後にかぶり厚さを確保するための適切な補修方法を検討するため、平成21 年9月から平成24 年3月まで、日本建設業連合会建築本部と建築研究所は共同研究を実施しました。
施工時の対策については,作業所および品質管理部門へのアンケート調査やかぶり厚さの実測データの分析などを行い,施工時におけるかぶり厚さ確保のための現状や有効な対策について述べている。施工後の補修方法については,使用される材料が有機系のポリマーを含む材料であることから,耐久性に加えて耐火性を両立させた補修材料および工法が要求され,材料および部材の耐久性や耐火性に関する実験的な検討を行い,有効な補修方法について提案している。
本報告書は、これらの成果を取りまとめたものである。
HPよりダウンロード可
出版物No. | 0089 |
---|---|
発行年月 | 2013年08月 |
委員会名 | 建築技術開発委員会 コンクリート品質専門部会 |
頁数 | 168 ページ |
担当部署 | 建築・安全環境グループ 03-3551-1118 |
ファイルダウンロード | RC建築物のかぶり厚さの信頼性向上に関する研究 |