2011.09.26
日本建設業連合会は9月26日、東京・東京国際フォーラムホールCにおいて「BCS建築セミナー ~日本の建築~」を開催しました。
本セミナーは二部構成で、第一部は「過去から現在へ 共生の心と匠の技術」をテーマに、伊勢神宮の式年遷宮、棟梁の心、五重塔の構造、桂離宮の修復、京都迎賓館の新築を、中村光彦神宮式年造営庁技術総監、宮大工の小川三夫棟梁、大成建設の森田仁彦氏、水本豊弘元大林組京都迎賓館建設工事統括所長という多彩なパネリストによる説明、それを受け、首都大学東京の深尾精一教授の進行のもと建築家の枝川裕一郎氏、建築史家の後藤治工学院大学教授による鼎談が行われました。
第二部では、「現在から未来へ 2011年、サステナブル建築を考える」をテーマにサステナブル建築5作品を映像で紹介した後、総合建設業者の若手・中堅設計者6人が自分の携わったサステナブル建築作品を披露した後、深尾教授の進行のもと環境調和型社会における先端技術について活発なディスカッションが行われました。
850名を超える参加者は、各パネリストのプレゼンテーションやパネルディスカッションのやりとりに熱心に耳を傾けていました。
本セミナーは、9月25日から東京国際フォーラムを中心に開催されている建築家の世界会議であるUIA2011東京大会の関連イベントとして、当会が例年行っているセミナーの拡大版として行いました。