建物や社会資本の整備・維持管理に携わる建設業は,「安全安心な社会」「持続可能な社会」「誰一人取り残さない(インクルーシブな)社会」の実現に大きく寄与することができます。これらの社会の実現を目指すことは,どのような時代においても変わることのない建設業の本質的な役割です。その役割を果たすことで,SDGsに掲げられた社会課題の解決にも貢献できます。
環境に大きな影響を与える建設事業において,周辺環境への配慮は不可欠です。また,建設業を持続可能なものとするためには,携わる人や地域社会に対しても適切な対応が求められます。さらに,日々刻々と変化する社会要請に対応するためには,新しい技術の開発も必要です。建設業のあるべき姿としてこれらの取り組みを着実に進めることが、 SDGsに掲げられた社会課題の解決にも繋がります。
【参考】日建連・土木工事技術委員会・環境技術部会 自主研究成果