建物の構造材や内外装材への木材利用の促進は,日本の健全な森林循環を促し,脱炭素社会や地方創生への貢献にも繋がります。大規模構造物を木造・木質化できる技術開発が進み,木材のさらなる活用が期待されています。
地方が将来にわたって成長力を確保するためには、人々が安心して暮らせる持続可能なまちづくりが重要です。建設業は,地域と連携し,ストック効果の高いインフラの整備やスマートシティの実現などを通じて、新たな価値創造を目指します。
次世代に文化を継承していくためには,歴史的建造物をはじめとする文化遺産の保全は欠かせないものです。建設業は,高い技術とノウハウにより,その保存と活用に大きな役割を果たしています。
日本経済のグローバル化と世界のインフラ需要拡大により,建設業が海外で果たすべき役割が増大しています。質の高いインフラの輸出や技術伝承により,各国の社会課題解決に貢献しています。