現在、世界全体で年間数百万トンを超える廃プラスチック類が海洋に流出していると推計され、実際に海洋生物や南の島に暮らす人々の生活に悪影響を及ぼすなど、地球規模での環境汚染が問題となっています。
私たちの建設現場からも大量の廃プラスチック類が排出されています。
特に建設系の廃プラスチック類はほこりやペンキが付着し、汚れているためにリサイクルに回せないとの指摘も聞かれます。
こうした中、建設業界としては、
を改めて認識する必要があると考え、このたび、建設六団体副産物対策協議会と建設マニフェスト販売センターは、海洋プラスチック問題や廃プラスチック類のリサイクルの意識向上を図るため、ポスターを作成しました。
「廃プラスチック類の適正処理等に関するポスター」 申込は締め切りました。
PDFファイルはこちらからダウンロードしてください。
※JPEG(画像)については、恐れ入りますが、メールにてお問い合わせください。
日建連環境部 amakawa@nikkenren.or.jp
建設系廃プラスチックは、リサイクル処理ルートを有している中間処理会社に処理を委託すればリサイクルされ、そしてそのリサイクル効果は、建設現場での適切な分別により一層高まり、委託する中間処理会社によっては、処理料金が下がる可能性もあります。
本資料は、建設現場から発生する廃プラスチックの分別活動を、リサイクル効果別にレベル設定しました。レベルが上がるほど、取組み難易度が上がりますが、リサイクル効果も上がります。建設現場での分別活動計画の参考になれば幸いです。
2019(令和元)年5月31日
「プラスチック資源循環戦略」の策定について
2021(令和3)年3月9日
プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案の閣議決定について(環境省HP)