耐震改修における補強方法として、建物の強度や靱性(変形性能)を確保するための鋼板や連続繊維シートによる柱や梁の補強や、建物の各階の耐震強度を向上させるための鉄骨ブレースやRC造打ち増しによる耐震壁の増設などが挙げられます。それぞれの耐震補強方法の選択においては、建物の剛性・耐力のバランスは当然ながら確保したうえで、建物の使用性、施工性(建物を使用しながら施工可能とした工法による)、工期やコスト等を考慮します。
鋼板による柱・梁の補強
連続繊維シートによる柱・梁の補強
[耐力および剛性確保]
RC造耐震壁の増設
[施工性向上&開放感も提供]
格子ブロック耐震壁の増設
[開口部を確保]
鉄骨ブレースによる補強
[建物を使用しながら施工可能]
外付け鉄骨/PCaブレース(フレーム)による補強